【第308局】最古の将棋局面

皆さん、こんにちは。

普及棋士7級のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

1607年に対局された、大橋宗桂 対 本因坊算砂。 

この対局が現存する最古の棋譜です。

 

それより、昔の1587年の対局が、棋譜ではないのですが、局面として現存しているのです。

天正十五年二月の家忠日記に落書きとして残っているのです。

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この対局、対局者も勝敗も不明なのです。

対局者は、おそらく家忠と誰かなのだと思いますが…。

 

そして、よ〜く局面を見ると、

中飛車

双方の駒組みを見てみると、お互い独特な形ですが…。

昔も中飛車を使われていたことにびっくり!

 

今も昔も飛車を真ん中に置きたがるものなのでしょうかね?笑

 

それにしても、しっかりと記録として残すことの重要に気づかれました。家忠は玉と王もしっかりと区別して書き記していますからね。

棋譜は財産ですね。

私の棋譜も未来の将棋好きが見てくれるのでしょうか?(多分、見る価値なし)

 

454文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。

 

IORI