【第698局】ゲームを途中でやめる

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士6級のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

ゲームの世界では、他人と競い合い1位を目指すことが重要視されます。というか、そのこと自体がゲームの最終目標だったりします。

 

しかし、日本人ゲームプレーヤーの中に、謎の行動をする人がいるというのです。

それは、ゲーム制作側が用意したゴールを達成する前に、意図的にゲームを途中で放棄する習性をとる行動

 

この謎の行動に、海外のゲームプレーヤーは

「Whyyyyyyyy?」

「ランニングで1位を目指せよ」

「ラスボス倒せよ」

と思うみたいです。

 

しかし、この行動をとる日本人プレーヤーは、

「途中でゲームをやめることによって、自分はずっとその世界にいる」という考えから、この選択を行なっているみたいです。

 

よくスポーツと武道の違いとして物事が終わっても、心では途切れていないという「残心」の有無があげられます。

まさに、この残心という日本人独特の考え方は、謎の行動をとる日本人ゲームプレーヤーの選択に表象されているように思います。

 

将棋で途中放棄なんてしたら負けてしまいます。また、途中放棄という行動が良くない行動であるとされています。絶対にしたらダメですよ?

 

途中放棄したらダメな将棋には、残心が存在しないのか?

 

いやいや、対局後も余韻やばくないですか?

 

というか、途中でやめる以前に、将棋を攻略できていないですし、将棋を創り上げた過去の日本人が準備している、将棋のエンディングに到達するのに、私たちはまだまだ程遠い気がします。

 

皆さんの1局1局が将棋界の残心としてある気がします。

 

(今日のIORIは大きく出るな、無理に繋げた感あるな)

 

今回、正直無理にシメのような言葉で無理にまとめようとしました…。

将棋と残心との関係性や将棋の魅力なぜ私たちを将棋は惹きつけるのかといったところは、正直自分の中で答えが出ていません。

 

ですが、将棋普及活動をしていて、私は思います。

ビデオゲームも将棋も、「他人と競い合うのではなく、自分自身と向き合う、道を極める武士道のようなものではないか」と。

武士の心は私たちの中に生きているような気がします。

 

いっそのこと、将棋道なんてしますか?笑笑

 

 

 

本日、YouTubePodcastをアップします。

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1283文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。