皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
天野宗歩が1853年に定跡書を刊行しています。私は、この定跡書を手にとって見たのですが、
上巻は六枚落ち、五枚落ち、四枚落ちの定跡、中巻には、二枚落ち、飛車香落ち、飛車落ちの定跡、下巻には、角落ち、左香落ち、右香落ち、平手の定跡が記述されていました。
現代の駒落ちの種類としては、八枚落ち、六枚落ち、四枚落ち、二枚落ち、飛車香落ち、飛車落ち、角落ち、香落ちが存在しています。所司和晴「駒落ち定跡」によると、五枚落ち、三枚落ちは現代においてあまり指されていないため、省略されることが多いと記述されています。
こうしたことから、江戸時代の定跡書の内容は、現在の駒落ちの種類と比べてほぼ同じであり、現在までほぼ変更がないことがわかります。
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615文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。