【第1017局】天野宗歩の定跡書

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

天野宗歩が1853年に定跡書を刊行しています。私は、この定跡書を手にとって見たのですが、

 

上巻は六枚落ち五枚落ち四枚落ちの定跡、中巻には、二枚落ち飛車香落ち飛車落ちの定跡、下巻には、角落ち左香落ち右香落ち平手の定跡が記述されていました。

 

現代の駒落ちの種類としては、八枚落ち六枚落ち四枚落ち二枚落ち飛車香落ち飛車落ち角落ち香落ちが存在しています。所司和晴駒落ち定跡」によると、五枚落ち、三枚落ちは現代においてあまり指されていないため、省略されることが多いと記述されています。

 

こうしたことから、江戸時代の定跡書の内容は、現在の駒落ちの種類と比べてほぼ同じであり、現在までほぼ変更がないことがわかります。

 

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615文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。