【第1242局】名人が空位のとき

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

明治期には、江戸期から300年続く名人終身制は、封建的権威主義な時代における不合理なものと考えられるようになります。

絶対的主義的な家元制度に対する批判もあったこともあり、家元的名人制から名人実力制へと移行しました。

名人実力制に移行してから名人が空位となったことはありませんでしたが、家元的名人制のときには、名人が空位になったことがありました。

七世名人伊藤宗看が死去した後の名人が決まらず、28年後に八世名人に大橋宗桂が選出されました。

将棋三家が話し合い、名人を選ぶときの慎重さがうかがえ、家元的名人制の特徴ともいえます。

 

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562文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。