【第1246局】升田幸三「武道」とは

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

升田幸三先生が、GHQに呼ばれた話は有名です。

そこで、升田幸三先生は、お酒を飲みながら話していたようです。本物のビールを飲んで、升田幸三先生は「まずい」の一言、ナポレオンという高級なお酒に対しては、「ナポレオンなんて、冬がくると負けてしまうような将軍、私ゃ好きになれん」の一言。

通訳の方は大変だったようです。(笑)

 

そんな升田幸三先生に、GHQは「剣道とは柔道とか、日本には武道というものがある。おかげでわれわれは、沖縄の戦いで手を焼いた。武道とは危険なものではないのか」と質問しました。

それについて、升田幸三先生は、そんなことはない。武道の武とは、ホコ(戈)を止める、と書く。身につけても外へは向けず、おのれを磨くのが武道である。武士道とは言葉づかいの道のことだとビールをまずそうに飲みながら答えたそうです。

 

参考文献:升田幸三,2003,「名人に香車を引いた男ー升田幸三自伝」中央公論新社

 

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699文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。