【第1262局】藤井猛先生から学ぶ

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋の勉強をするというと、「詰将棋」「対局」…そして、「棋譜並べ」があります。

しかし、これまでは古い将棋は意味がないものであるという先入観があり、過去の棋譜を見返すこと、研究されることはされてきませんでした。

木村義雄先生や大山康晴先生の棋譜すらも、どの棋士も振り返っていなかったといいます。

 

そんなか、若い頃の藤井猛先生は、大山康晴先生の数100局もある実践棋譜を秘かに研究していたといいます。

大山康晴先生の棋譜から多くのことを取り入れ、それから当時の竜王であった谷川浩司先生に4連勝で竜王になりました。

その時の立会人であった米長邦雄先生は「嫌なものが生き返ったような気がする」と言われたそうです。そこに大山将棋を感じ取ったのでしょうか。

 

過去のものから学ぶ、そしてそれを現代に生かしていく。

基礎的なものであり、それはとても重要なことかと思います。

 

参考文献:河口俊彦,2006,『大山康晴の晩節』新潮社.

 

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702文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。