皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
皆さんは、江戸期の棋譜を見たことがありますか?
天野宗歩や大橋宗桂の棋譜は並べたことがある方がいるかもしれません。そこには、対局者の名前と手合いが基本的に記録されています。
今と違って、平手で指されることは少なく、駒落ちでの対局が多くありました。
飛車落ちや角落ちなど記載されているものは理解できるのですが、たまに「対馬」と書かれてあるものがあります。
「対馬」という手合いは今存在しないように思います。
調べてみると、「対馬」とは、平手の意味を指すようです。
初代名人大橋宗桂の頃には、「対揚」と記載されています。
これは、『太平記』にある「敵と対揚すべきほどの勢」からきているとされています。
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593文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。