【第1299局】全局観で

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

「わが陣営の駒を、わざと成らさずに全体のバランスをとる、というふうにするには、すべてこれ、全局観というものがないと、やれません。局部観だけでは、そういう未熟な、至らん駒を至らなぬままにしておいて全体を活かす、それがそいつの能力を発揮させることになるのだという細工は、できないんです。

してみるとこの上者、うえの者というのは、将棋の駒を動かす場合、つねにどんなことをするときにも大局観にもとづいてやれる人、つねに全体のバランス、調和を念頭においてやれる人、ということになりますな」(升田 2002: 33-34)。

 

人生においても局部観だけでなく、全局観で物事をみていく。そして、判断をしていく。

将棋だけに限らないことです。

 

参考文献:升田幸三、2002、『勝負』中央公論新社

 

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636文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。