【第1309局】助言をして斬殺

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋も囲碁三者の助言は禁止されています。

もし現代で助言をした場合、退場や失格などのペナルティーが課されますが、昔はそれだけのペナルティーでは済まなかったようです。

「宝永五年(1708)に十三歳の火矢方細工人の子供が斬殺される事件があった。傷害致死の例であるが、原因はその子供が囲碁の助言をした為で、斬ったのは御歩役の息子で十六歳の九十郎、対局していた相手は紺屋の奉公人である。同じ町人なので味方して助言したのかもしれない」(増川 1987: 202)

 

私が初心者の頃、予選上がりを決める父の将棋に助言したことがあります。(その将棋は父が負け予選敗退となっています)

父から、その出来事を12年経った今でもぶり返されます。

12年も根に持っているのであれば、刀で切られていてもおかしくないですかね?(笑)

 

参考文献:増川宏一、1987、『碁』法政大学出版局

 

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678文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。