【第1332局】広将棋

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

広将棋というものをご存知でしょうか。

将棋ファンであって、江戸中期の儒学者の萩生徂徠が考案したものです。

広将棋が考案された背景は、将棋研究初期の幸田露伴『将棋雑話』に記されています。

 

しかし、この広将棋は今の私たちが遊んでいる将棋と比べるとあまりも単純なものであり、そう長くは遊ばれませんでした。

この広将棋を萩生徂徠が考案していたと名人宗桂は、「自分に一言相談してくれれば、もっと工夫して長く世に行なわれるものにしたのに…」(山本 1968: 77)と言ったそうです。

史料として色々と残っているみたいなので、広将棋いつか遊んでみたいものです。

 

参考文献:山本亨介,1968,『将棋文化史』集団形星.

 

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600文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。