【第1381局】記録係の升田先生

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

升田幸三先生がまた記録係を務めていた頃の話ですごい話があります。

「加藤治『升田君の記録なんかひどかったらしい。めんどくさいからどんどん時間を勝手に多くつけてしまうらしい。勝負が早くすむようにね』。高柳『それは升田さんが三段ぐらいのとき、五、六段の先生の将棋を記録してもう勝負が決まっちゃってるのに、まだむずかしそうに考えているので、気の毒でみておれんというのさ。もう記録の方は結論がついちゃってるんだな』。天才の、人を食った言動」(中平 1974: 49)。

 

三段の時にこの実力。その後三冠制覇し、今でもファン(私もその1人です)が多くいる棋士。納得で、面白いエピソードです。

 

参考文献:中平邦彦,1974,『棋士・その世界』講談社

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617文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。