【第1388局】三手の読みが大切

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

 

原田泰夫先生の有名な言葉で「三手の読み」というものがあります。

「将棋における読みとは考えること、先を読み、相手の心を読む。こうやるーこうくるーそこでこう指す、三手先を読んで次の一手を指すことである」(越智編 1998:94)。

確かに「三手の読み」は将棋の基本であり、とても大切です。

このあと、原田泰夫先生は次のようにいいます。

「『三手の読み』は盤上に限らず、社会、国際、人生にあてはめて考える。誰にでもできる考え方の基本であるから、将棋界ばかりでなく、一般社会にも提言、度々新聞コラムの類にも取り上げていただいた。 ー 人の使い方、企業の運営でも辛い三手の読みなら難局打開が可能である(越智編 1998: 94-95)。

 

三手の読み」は、将棋特有のものではなく、考え方の基本。基本的なことが身につく将棋を広める価値は十分にありそうです。

 

参考文献:越智信義編,1998,『将棋随筆名作集』三一書房

 

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701文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。