皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
もちろんのこと、バレンタインはすでに過ぎています。
え?チョコをもらえなかったことをまだ悔しがってるって?(笑)
バレンタインの時に毎年書いていますが、
今日は、この将棋駒型チョコレートに関しての話です。
このチョコレートすごいアイディアじゃないですか?将棋を普及する身からすると、この商品を発明した人と一度会ってみたいところです。
そう思ってるところ、『将棋歳時記』になんと将棋駒チョコレートに関する記述を見つけました。
「中原誠名人が、バレンタインデーにチョコレートの将棋の駒一揃い四〇枚を貰ったという話があったが、現在どこにも売っていなかった。特注のものだったらしい。
将棋連盟辺りで『四〇枚セット将棋チョコ』バレンタインデーキャンペーンでもやってみたら案外売れるのではないだろうか」(大竹 1992: 184-5)。
この記述を見つけたとき、驚きました。中原誠名人が特注で作られていたとは!?
それも著者である大竹延が実際に商品化を提案しています。
この書籍が商品化に繋がったかどうかは分かりませんが、1992年には商品化はされてはいないものの提案はされていたことが分かります。
文献:大竹延,1992『将棋歳時記』創樹社.
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808文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。