【第1183局】正しい判断ができない理由

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

私の好きな言葉に「英断」というものがあります。

「英断」とは、優れた判断をするというものです。

しかし、以前も書いたように、なかなかそう簡単に正しい判断はできないものです。

正しい理由ができない理由として、羽生先生は2点あげています。

①状況認識を誤っている②感情や心境に左右されている

 

確かにその場の状況を把握していないと良い判断はできません。将棋を指しているときに、盤面全体を見るようにしつこく言われたのはこのことですね。

そして、感情や心境に左右される。この点は人間らしさが棋譜に表れてくるところです。

平常を保つ、難しいことですが、大切です。私は、よく顔に出たりするので、ポーカーフェイスも大切です。

 

いい判断を行おうと思うと、まずはこの2点を注意することが大切ですね。

 

羽生善治「大局観-自分と闘って負けない心」、角川書店、2011年.)

 

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668文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。