【第1199局】明治以降の女流将棋

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

以前、女流棋士のことを少し採り上げました。「将棋営中日記」「将棊見立相撲」に菊女をはじめとする女流に関して記されており、昔の女流の将棋界のことがわかります。

しかし、菊女が亡くなった明治以降、女流で将棋を指す人が途絶えてきだしました。

生活も苦しくなるなどの時代的背景もあるかと思いますが、将棋の賭け的要素が強くなったが大きな要因ではないでしょうか。

 

しかし、近年は、将棋の教育的な側面がおされ、徐々に女性プレイヤーも増えてきています。

 

観戦記者で小説家、将棋史研究者の天狗太郎は、女性の将棋に関して、「女性は終盤が弱い。また初心のうちは、持ち駒を惜しんで、好機を逸する例を多く見る。それも、性というものであろうか。」(天狗太郎「将棋101話 庶民遊戯四百年の履歴書」光風社書店、1976年.)といっています。

 

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653文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。