【第1274局】海外に日本を発信するということ

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する？」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

「将棋は、外国の人たちに日本の特性や魅力を理解してもらうツールとしては極めて有力で、国際的な相互理解にとって必ずプラスになるはずだと確信しています。

私は将棋を通して、そうした日本の魅力を発信できる人物になります。」

と、私は将棋を世界に普及するため、チェコ共和国へと行きました。（なぜチェコ共和国なのかは以前の記事にあります。）

確かに、海外では漫画やアニメや日本文化、食など人気があり、将棋も注目されそうではあります、

しかし、実際に海外で活動して思ったことがあります。

日本を代表するものをそのまま持ち込んでも、それが受け入れられるとは限らないということを。

ただ、SAKURA（桜）やFUJI（富士山）やSAMURAI（侍）などと将棋を組み合わせてアピールしたとしても、注目されないのです。

日本文化の表面的なものを知っているだけでは何も響くものはありません。また、相手側の文化も知らなければ、その良さはささりません。そこで、大学院に進学してまでも、その深層まで掘り下げていく必要があったのです。

実際に活動してみて感じた、世界に日本を発信していくことの難しさでした。

【ご報告】

今、『第2回将棋フォトコンテスト夏の一手』を開催中です。

募集期間は、8/1〜31日となっています。

グランプリには、榧の卓上将棋盤を、入賞には、棋書や扇子、揮毫、特別賞には、宿泊チケット等を準備しています。

グランプリ賞品は、珍しいデザインされた榧の卓上将棋盤です。なかなか手に入らないものかと思います。ぜひ、グランプリ狙ってください。

審査員は、都成竜馬七段、武富礼衣女流初段です。

1人何枚でも、応募できるので、ぜひ参加お待ちしております。

詳しくは、下記のTwitterのURLへどうぞ！👇

1032文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。