皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
私自身の将棋普及活動の一環で、幼稚園や施設に行き、将棋を教えるということをしています。
一回の開催時間が1時間ほどなのですが、なかなか集中力が続きません。(私のではないですよ?)
そこで、集中が切れてきたなと思ったら、将棋の遊びをします。
将棋自体が遊びなのに、将棋の遊びっていうのもなんか変な気もします。
将棋には、玉将を取り合う遊び(本将棋)以外に、将棋を使った遊びがいくつかあります。
今回は、将棋研究の先駆者である幸田露伴の「将棋雑話」から引用します。
「ふり将棋・うけ将棋・はさみ将棋・どけ将棋・とび将棋・ぬすみ将棋・はじき将棋・くわえ将棋といったものである。子供衆の遊びではあるが、最もおもしろいのはうけ将棋で、最もおかしいのはどけ将棋であろう。ふり将棋・ぬすみ将棋・はじき将棋などは、おとながしておもしろいというものではない」(塩谷 1972: 251)。
はさみ将棋とはじき将棋しか私は体験したことがありません。今度、子供に将棋を教えるときにこの将棋遊びしてみようかと思います。
参考文献:塩谷賛,1972,『露伴と遊び』創樹社.
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767文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。