皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する？」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
今、私はカタール（ドーハ）を経由して、日本に帰っています。
帰りの飛行機の中で、今回のヨーロッパ渡航のことを振り返ってみました。
まず驚きだったことは、プラハの将棋人口が減っていたこと。やはり現地に永住して地道に普及していくことが大切だなと思いました。目新しいものなど必要ありません。
そして、今いる将棋プレイヤーは、将棋普及にそこまで興味を示していません。一般的に考えて、将棋にハマったら、自分自身が強くなることに集中するものです。これは当たり前のことです。将棋を知って、将棋を広めたいと思う人の方が少数派です。
たまたま広めたいという人が出てきても、将棋普及とは、すぐに結果が出るものではないので、途中で諦めてしまいます。海外で将棋を広めることはすごく道のりが長いものであることを実感させられました。
しかし、3年ぶりの渡航で、コロナ後のことを知らない状態でしたが、新たに将棋を通して関係性を構築できたりもしたので、その点は良かったのかなと思います。やはり人に聞いたり、動画を見たりして現状を把握することは大切ですが、重要な点や新しい問題点などは自分で実際に行ってみることが大切であることは変わりありません。
次の渡航までにまた計画を考え、コツコツ地道に海外へ将棋を広めていこうと思います。
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898文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。
