【第1670局】駒を過程

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋で遊ぶと思うと、将棋駒と将棋盤が必要です。

現在、将棋盤を作っている方と将棋駒を作っている方に取材した動画は私のYouTubeにアップしています。

いつか将棋駒や盤を作る体験をしてみたいものです。

 

そんな将棋駒についての面白い記述があります。

将棋駒を作る過程で、駒の形(五角形)に成型する人と駒に文字を書いていく人で分業されていることが多いです。永井(2023)は、その分業スタイルは、以下の事実から昔からあったと考えています。「興福寺境内から出土した習書木簡には、歩兵の文字の周囲に将棋駒の形をした墨線の引かれたものがある」(永井2023:71)。

 

将棋自体が昔から受け継がれてきた伝統的なものですが、その製作過程も伝統的なものなのですね。それにしても、精密で芸術的な将棋駒を作れる方は凄いですね。

そりゃ、将棋駒コレクターもいるわけだ。

 

文献:永井晋,2023,『将棋の日本史ーー日本将棋はどのように生まれたのか』山川出版.

 

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767文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。