皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
相手と力の差がある場合、ハンディキャップである駒落ちが用いられます。
その駒落ちは将棋を教える際にも使われます。
米長先生は、「最近は、将棋の手ほどきをするときに、いきなり平手で指すことが多いようだが、駒落ち定跡から教え、下手に力がついて変化をしても勝てるようになったのを確認してから次に進むというのが本当の教え方なのである」(米長 1994: 108)といいます。
駒を落とされることによって、必ず相手に隙がうまれます。そこをうまく攻め込めるか、が重要であり遠回りのようで実は確実に力をできるといわれています。
確かに、日本一周したときも駒落ちは将棋教育に有効であるという声を多く聞きました。
文献:米長邦雄,1994,『人生一手の違いー「運」と「努力」と「才能」の関係』祥伝社.
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693文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。