【第1875局】遊びの主役から消費の対象へ

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

藤井聡太先生の影響もあり、習い事として将棋が選ばれることが多くなってきました。

定員オーバーの将棋教室もあるほど。しかし、これまで将棋は習い事としてではなく、遊びの一種でした。

これは将棋だけでなく、「『スポーツビジョン21』(通商産業省)がリードした国策としてのスポーツの産業化は、子どもを『遊びの主役』から『消費の対象』に変えるとともに、スポーツの月謝を払って専門的指導者から『習う商品』へと変質させ」(清水 2021: 24)たとあるように、社会背景として確認できます。

どこでも気軽に遊べる将棋としての一面が消えていくのは寂しいですが、新しい形で将棋を普及させていく必要がありますね。

 

文献:清水紀宏,2021,『子どものスポーツ格差ー体力二極化の原因を問う』大修館書店.

 

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693文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。