【第791局】コミュニケーション指向のビデオゲーム

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

 大学院では、ゲーム学という学域で、これから将棋の研究を進めていきます。

そこでは、将棋だけでなく、ボードゲームだけでなく、ビデオゲームにも視野をもって研究を進めていく必要が十分にあります。

 

 そして今回、松井広志「失われた日常を求めてー「パンデミック」におけるコミュニケーション指向のビデオゲームを読みました。

コロナ禍における「ステイホーム」で、外出を伴うメディア文化を楽しむことは難しくなったなかで、コミュニケーションゲームとしての「あつまれ動物の森」やソーシャルゲームをプレイした人は多くいました。そして、著者が、ビデオゲームという対象から「パンデミック」におけるメディア文化のあり方を歴史的・理論的に考察するという内容でした。

将棋もしばしばコミニュケーションの一つであると言われます。

今回は、ビデオゲームが対象でしたが、将棋におけるコミニュケーションとは何かと考える機会になりました。

 

本の内容をダラーーーと書くと法律的にもまずいかなとも思いますので、興味がある方は下記のURLから本を読んでみてください。

http://マス・コミュニケーション研究98号:特集 パンデミックをめぐるメディアと社会―その可能性と困難 Amazon.co.jpによる 詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/4762030538/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_J5J8JYR6BYJANS9MTNJ1

 

また、「ソーシャルゲームには、やり込むための反復とそれに伴う退屈が「日常」を形成する性質があった。その性質が、パンデミックという非日常となった現実において、失われた「日常」の役割を果たしていった。」とあり、コロナウイルスによるパンデミックビデオゲームとの関係性という視点からのものであったため、とてもタイムリーな内容でとても興味深いものでした。

 

将棋とコロナウイルス感染拡大との関係性やもたらされた変化という視点で考えるきっかけにもなりました。また「将棋におけるコミュニケーションとは何か?」「コロナウイルス感染拡大によってもたらされた将棋への変化」に関して皆さんの意見を教えていただけると嬉しいです!Twitterにコメントいただけると、とても嬉しいです!

 

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1252文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。