【第830局】将棋倒し

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

 駒遊びのなかに、ドミノ倒しに似た将棋倒しというものがあります。

皆さんも、一度は将棋倒しで遊んだことはあるのではないでしょうか。

将棋倒しは、駒を盤上に間隔をあけ並べ、ドミノ倒しのように端の駒を押して倒すというものです。

 

太平記」(1368〜75年)に「将棋倒」と記述されています。

『将棊倒ヲスル如ク、寄手四五百人、圧ニ被レ討テ死ニケリ…。』

この記述から、この頃から将棋倒しが行われていたことが分かります。

 

また、江戸時代には川柳のなかにも、将棋倒しというワードが頻繁に使われるようになります。

 

このように、将棋倒しは、現代だけに限らず、古くから楽しまれていたものでした。

 

将棋のルールを覚えるのはハードルが高く感じるという方には、まずは将棋倒しからでも始めるといいかもしれません。どのような形でも将棋駒と将棋盤に触れるということはとても大切なように思います。

 

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680文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。