【第1015局】芸事としての将棋

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

藤原明衡の漢文体の随筆の新猿楽記に、将棋の記述があります。

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「十一番目の娘の恋人は一の宮先生の柿本恒之で管絃と和歌の上手で、穴があれば吹き絃があれば奏でる。筝琴、琵琶、方磐、尺八、囲碁、雙六、将棋、弾碁、(欠字)鞠、小弓、包丁、料理、和歌、古歌では天下にならぶ者のない名手である。」

 

この「新猿楽記」に関して、将棋という単語の記述でしかないですが、11世紀半ばには将棋が芸事の一つとして挙げられていることがわかります。芸事としての将棋、遊びとしての将棋・・・と視点をズラすことによって将棋の新たな一面が見えてくるのではないかと思います。

 

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570文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。