【第1038局】山崩しでもいいじゃないか

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する？」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

将棋教室や将棋道場で山崩しをしているシーンを見ることは少なくなってきました。

やはり、教育的効果をアピールするため、正義作法や詰将棋といったことが中心的になってきているためでしょうか。

しかし、「山崩し」、「はさみ将棋」や「まわり将棋」をしているシーンもあっていいのではないかなと思います。

以前は、シンプルに駒を盤上で好きなように自由自在に動かして楽しんでいました。

しかし、棋譜をとるようになり、定跡がでてきて、私たちは定跡通り指すことが美しいと評価しています。定跡通り指すと勝率が上がるため、ごく当たり前のことかと思います。

ですが、たまには、お酒を飲みながら、お菓子を食べながら、「山崩し」や「はさみ将棋」といった遊び将棋とされるものを楽しんでもいいのではないでしょうか。

将棋は、駒を思うのままに動かし、自由に考える面白さがある遊びなのですから。

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674文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。