皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
私たちが将棋を指す際に、持ち時間という制度があります。
これは、お互い同じリミット時間を設定し、その決められた時間内で対局を行なうというものですが、これはもともとあった制度ではありませんでした。
前までは、対局中に家に帰ってしまったり、1日に一手しか進まなかったりと、のんびりとした将棋でした。
しかし、新聞棋戦が始まり、どうしても掲載締め切りに間に合わないことがあり、持ち時間制が導入されました。
大会を主催する側からしても、持ち時間制はスケジュールが管理しやすくメリットがあります。ですが、時間に縛られず、ゆっくりのんびりと考え最善の一手を指す、こうしたことにクリエイティブさを主張でき、一手一手に思いを込めることも大切かと思います。
良い面もあり、消えていく面もある。
将棋界は、時代の流れによっていくつも変化していたことが分かるような気がします。
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673文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。