【第1140局】街灯の下で鍵を探す

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

街灯の下で鍵を探すというアラブに起源があるとされるお話です。よく経済学で使われることが多いですよね。


街灯の下で、何かを探している男の人がいた。そこに通りがかった人が、「何を探しているんですか」と訊くと、その男は、「家の鍵を失くしたので探しているんです」と言った。

通りがかりの人は、しばらく一緒に探してあげたが、鍵は見つからなかった。通りがかりの人は、男に「本当にここで鍵を失くしたんですか?」と訊くと、男は平然として、こう言った。

「いや、鍵を失くしたのは、ここじゃなくてあっちの暗いほうなんですけど、あっちは暗くて何も見えないから、街灯の光の当たっている明るいこっちを探しているんです」

私たちも、ややもすると、鍵を明るい所で探すことばかりしているのかもしれませんね。


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637文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。