【第1398局】棋士の顔は美しい

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する？」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

最近は、観る将といって、将棋を観るファン層が増えてきました。そして、プロ棋士の先生方の顔が美しいなんてツイートも見かけたりもします。

中平邦彦も、「強い棋士ほど美しい」（中平 1974: 113）といいます。

「タイトル保持者やA級棋士の顔には、低段者にはない、何かどろりとした色気のようなものがある。日常の起居動作にもそれがある。修羅場をくぐり抜けてきた自信。その自信がはぐくむ迫力。それと同時に負けの悲しみも背負ってきている」（中平 1974: 113）。

私は、将棋の魅力を伝えていく活動をしています。それが将棋普及であると思っています。ですが、将棋棋士にも魅力があり、その魅力を伝えていくことも将棋普及であるように思います。

また、将棋も棋士も将棋普及活動も奥が深いものです。

参考文献：中平邦彦，1974，『棋士・その世界』講談社．

668文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。