【第1430局】将棋でも諦めたらそこで試合終了?

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

スラムダンク」という漫画の有名なセリフです。

 

将棋においても、この名言は通じるのでしょうか。

 

昭和32年、高柳八段と升田三冠の対局(段位は当時のものです)。

升田先生は、対局中に「詰みだな」と呟いたそうです。その升田先生の言葉を聞いた高柳八段は、「あ、そうか、詰みか」と投了。

感想戦で、隣で対局していた広津七段が、なぜ詰むのか尋ねたところ、両対局者は「あっ!」とさけんだそうです(東 1996)。

 

実は、詰んでいなかったのです。東もいうように、投了は最大の悪手(東 1996: 103)ですね。

 

参考文献:東公平,1996,『熱闘!100番勝負ーー将棋・珍プレー好プレー朝日ソノラマ

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611文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。