【第1458局】将棋から「遊ぶ」が消える

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋から遊ぶが消えるとは、どういうことか?

小さい子どもたちと将棋をする機会があるのですが、そこでは思いもしないルールの改良が行われます。具体的な話は過去のものを見てください。

もちろん、将棋のルールをしっかり教えるのですが、子どもたちは自分たちでルールを逸脱して、将棋を楽しむのです。それこそ、将棋で遊んでいます。

また、負けた場合も、笑顔で大きい声で、というか嬉しそうに「負けました!」と言うのです。負けて嬉しいのか?と、目を、いや耳を疑います。

 

元々、将棋は遊びです。

 

ですが、いつの間にか「あの人に勝った!」「県代表になった!」「何連勝中だ!」と言ったことが重視されるようになりました。もう、実力偏重主義というか勝敗偏重主義ですね。

 

もう、段位や大会の成績にこだわるようになると、将棋で遊ぶということは価値も無くなるのでしょうか。

 

勝敗ばかりにとらわれない姿勢で将棋と関わっていきたいものです。

負けず嫌いの私は、負けることが嬉しくなったりはしないと思うけど…(笑)。

 

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734文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。