【第1532局】将棋はなぜ着物?

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋は、畳の部屋で、着物を着て…対局するというイメージがあるかと思います。

初めて知ったのですが、日本将棋連盟は将棋を儀礼として捉え、ユネスコ無形文化遺産の登録を目指しているようです(青野 2016)。

 

基本的に、着物を着るときはタイトル戦が多いのですが、なぜ将棋は着物を着て対局するのでしょうか。

昔からあるから?という理由なのでしょうか。

 

これには御城将棋が関わっているようです。

江戸時代に、将棋の家元は将軍の前で将棋を披露していました。

その際に着ていたのが、作務衣だったことが、将棋では着物を着る習慣につながったようです(青野 2016)。

 

こういう文化的な背景があり、今でもタイトル戦では着物を着ているのですね。

 

文献:青野照市,2016,『プロ棋士という仕事ーー将棋界の不思議な仕組み』創元社

 

 

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649文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。