【第1557局】集中するには楽しめ

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

羽生善治先生との対談で、平尾は「集中力はどこから発生するのかという視点で捉えたときに、西洋人の集中力と日本人の集中力は違うところから生まれている」(羽生 2001: 21)といいます。その違いとは、西洋人は、狩猟民族のルーツをもつということもあり、集中力は闘争心から発生し、日本人は、周囲からの圧力や周りから集中しろと言われることから集中力が発生すると考えられています。

 

そこから対談は、集中力をどう持続させるかという流れになってきます。集中力を持続させるためには、平尾は「集中力だけを取り出して強化することより、どれだけ興味を持たせられるかとか、愛着をもたせるかなど総合的に考える必要があ」(羽生 2001: 22)るといいます。

 

以前、藤井聡太先生を取り上げ、「取り憑かれる大切さ」を書きましたが、「楽しむという大切さ」もあるのでしょう。

 

文献:羽生善治,2001,『簡単に、単純に考える』PHP研究所

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703文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。