皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
プロ棋士の対局でも反則負けはあります。
「将棋連盟の調査によると、平成元年5月から平成9年6月までの間に生じた『反則負け』は29局」(表谷 1998: 38)であり、二歩の反則負けは14局で二手指しは3局であったといいます。
反則の中でも、「飛車や角が自分の駒を飛び越す」(表谷 1998: 38)という初心者のような反則もあったようです。
AIの将棋より人間の将棋の方が面白いと思えるのは、人間らしいミスがあるからかもしれません。
平成7年の王将戦では、一手も指さずに勝った事例もあります。
(先手後手を間違った。)
ミスない将棋、最善手ばかりの将棋も面白いかもしれませんが、ミスがある将棋もそれはそれで面白いかもしれません。
文献:表谷泰彦,1998,『盤外、燃ゆーー棋士の行動学』河出書房新社.
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645文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。