【第1389局】谷川先生の書斎

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

棋士という職業は、対局の他にイベント出演、本や雑誌の執筆、そして研究など基本は家で過ごすことになります。

谷川浩司先生は、月の半分は家におり、書斎でかなり作業されるようです。

 

そんな谷川先生の書斎は、四畳半程度の洋間にこたつに座椅子とのこと(越智編 1998: 105)。

正座が多い棋士にとって座椅子の方が落ち着くようです。

「部屋にはTVとオーディオセットがある。将棋盤と駒、将棋の本、成績の資料、棋譜、原稿用紙、図面用紙、国語辞典、筆記具、等が雑然と置かれている。この『雑然と』というのがミソである。他人が見れば、だらしがないとしか言いようのないこの部屋も、本人にとっては、他人に入り込む余地を与えない自分だけのスペースなのである」(越智編 1998: 106)。この情報が1998年のものなので、今は違うかもしれません。

 

私自身も基本自分の机の上で作業します。一旦作業をし始めると、移動するのがめんどくさいです。(そこまで広い部屋ではないですが。)そこで、冷蔵庫は手の届くところに、本や書類はそれこそ「雑然と」置いています。

 

これを機に、谷川先生以外の棋士の書斎もぜひ知りたいものです。YouTubeを始める棋士の先生方も増えてきた今、動画にしてくれないかなと思う次第です。

 

参考文献:越智信義編,1998,『将棋随筆名作集』三一書房

 

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867文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。