皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
将棋界には8つのタイトルがあります。
その中に、王将戦というタイトルがあります。
将棋なので、王将という名称がつくのはなんとなく理解できる気もしますが、なぜ王将になったのか詳しい経緯を知っている人は少ないのかもしれません。
「王将戦」という名称は、毎日新聞社の役員会で決定しました。特に、楠山主幹という方であったようです。
村松は楠山について以下のように書いています。
「将棋について何の関心も理解もなく、新聞社における棋戦の価値も意味もわからない人だったが、将棋の一番大きい駒が『王将』だということは知っていた」(村松 1981: 94)。
こうしたことが王将戦となった背景にあるようです。
王将という言葉は、いろいろな場面(例えば、餃子屋さんや曲名)で使われ、王将と聞くと将棋を知らない人でも将棋を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
そういう観点から考えると、王将戦という名称は意外と良かったのかもしれません。
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729文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。