皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
将棋が強くなるための練習材料として、詰将棋は有効です。
しかし、詰将棋と将棋は全く別物です。詰将棋を作る能力は将棋の能力とは異なるとされています。では、どこにその違いがあるのでしょうか。
詰将棋は、「ウィトゲンシュタインも指摘するように、算術の計算問題や文法の応用問題に対応している。」とされています。「ひとつの設定された配置のなかで、ルールどおりに駒の道筋を正しく計算し、最終の『詰み』への一義的な解をえる。ここにあるのは、勝敗ではなくて、真偽である。」(西村清和「遊びの現象学」、勁草書房、1989年)
どちらも王将を詰ませるものですが、将棋は勝敗を競うものであって、そこに真偽の要素はありません。
https://www.youtube.com/channel/UCUcEJTD_O8JjybKd5lguebg?view_as=subscriber
https://www.instagram.com/iori101/
https://mobile.twitter.com/M_iori101
600文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。