【第1839局】「泥沼流」「先進国流」

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

米長先生が、羽生先生が強いと思う理由として、優勢な局面で手の幅を広げることを挙げています。

一般的に、優勢な場合選択肢を限らせ、局面を単純化し優勢なままを維持し勝ちにもっていこうとします。

ですが、羽生先生はあえて手の幅を広げるといいます。結果、力のない者は数多くある選択肢に迷い、悪手を選択してしまうといいます。

棋士の間では、これを「泥沼流」や「先進国流」というようです。(発展途上国は先進国の真似をして成長するが、先進国は手本とする国がないため、暗中模索になってしまう。)

選択肢が多いと迷ってしまいます。情報が多い現代社会でしっかりとした選択が行えるようになりたいものです。

 

文献:米長邦雄,1994,『人生一手の違いー「運」と「努力」と「才能」の関係』祥伝社

 

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687文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。