皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
「米長玉」をご存知でしょうか。
指し手(将棋用語)に棋士の名前がつくのはかなり珍しいです。囲いの名称ではありません。
米長玉とは、「戦いの途中、1二や9八など端の香の上に玉をかわして戦う戦術」(鈴木1999)とのこと。
また、Wikipediaでは、「固定的な戦法や囲い方というものではなく、終盤の一手争いにおいて、玉将を香車の上に早逃げすることにより手数を稼いだり、駒の入手によって相手玉への詰めろが生じることなどによる逆転を目的とするものである。」(
米長玉 - Wikipedia )とあります。
実際に、2000年に升田幸三賞を受賞しています。
しかし、この米長玉が勝因となった将棋は少ないといいます。
ぜひ、使いこなせるようになってみたいものです。
参考文献
・鈴木宏彦,1999,「81桝物語ー盤上に輝く忘れられぬ局面」毎日コミュニケーションズ.
・フリー百科事典ウィキペディアWikipedia「米長玉」(2022年8月13日取得,https://ja.wikipedia.org/wiki/米長玉)
【ご報告】
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グランプリには、榧の卓上将棋盤を、入賞には、棋書や扇子、揮毫、特別賞には、宿泊チケット等を準備しています。
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審査員は、都成竜馬七段、武富礼衣女流初段です。
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詳しくは、下記のTwitterのURLへどうぞ!👇
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998文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。