【第1173局】将棋と武士道

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

これまで新渡戸稲造の「武士道」を引用し、そこから将棋と関連させ、考えてきました。

 

私は、将棋に武士道精神がはいっていると思います。あまりこういうことを書くのもどうかと思いますし、まだまだ考える余地はあると思いますが、直感的に…将棋を楽しむ一人として、私はそう思っています。

しかし、新渡戸稲造(2013)も危惧するように、その「武士道は一つの独立した道徳の掟としては、消滅するかも」しれません。ですが、私は将棋のなかにその武士道は生き続けると思います。

将棋は、武士道の精神を私たちに、そして、これからも継承していくことでしょう。

 

新渡戸稲造「武士道」、三笠書房、2013年.)

 

 

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ありがとうございました。

 

【第1172局】将棋が全国に広がったわけ

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

今では、日本中に将棋を楽しんでいる人がいます。

以前これほどに普及したのは棋書が出版されたことですとご紹介しました。

 

本、いや文字が登場したことは、将棋だけでなく、他の分野でも発展のきっかけとなっています。文字が登場するまでは、声だけの文化でした。

しかし、声は、発せられてすぐ消えてしまうため、同じ空間にいなければなりませんでした。その一方、人との間で親密な関係が結べる側面があります。

 

そして、文字が登場したことにより、空間と時間を越えることを可能にしました。

空間と時間を超えて人々の間をつなげることが可能となると、急速に物事が普及することを自明のことです。

 

そして、今現代に映像が登場しました。もっと物事の普及速度をあげることが可能となりました。

 

もっと将棋が普及するか!?

 

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ありがとうございました。

 

【第1171局】言葉と将棋

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

昨日、「棋は対話なり」を採り上げました。

今日は、その流れで言葉将棋について考えてみようと思います。

 

言葉は無数にあります。そして、今も私たちの手で変えられ、生きています。

 

将棋は、9×9のマスで計40個の駒という限られているように思います。

しかし、そのあらかじめ決まった空間で、私たちの手で組み合わせ、AIをも攻略できないほどのパターンを生み出しています。そして、将棋はプレイヤー間で生き、その棋譜は時代が変わっても私たちのなかで生きています。

 

こうした共通点が言葉と将棋にはあるように思います。

 

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【第1170局】なぜ「棋は対話なり」か?

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

棋は対話なり

この言葉をご存知の方は多いかと思います。

将棋は、ある種のコミニュケーションツールであるといわれます。

しかし、それはどういうことでしょうか。

 

まず「話す」ことを考えていきたいと思います。

「私たちは自分が話していることをたえず自分でモニターしており、話しながら、話す内容を修正していく。」(長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村啓志「社会学 新版」、有斐閣、2019年.)というように、お互いの言葉と反応をモニターしながら会話というものは行われています。

 

では、将棋ではどうでしょうか。

「私たちは自分の指し手が相手に引き起こすであろう反応をあらかじめ自分自身のなかに呼び起こし、その反応に基づいて差し手をを修正することができる。プロであれば、何手も先まで相手の反応を自分のなかに呼び起こすことができ、それに従って指し手を決めている。」(長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村啓志「社会学 新版」、有斐閣、2019年.)

 

このような共通点から「棋は対話なり」という側面が将棋にはあるのではないでしょうか。

 

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【第1169局】下手将棋 打った飛車から ゆげが立ち

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

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下手将棋 打った飛車から ゆげが立ち「下手将棋」と書いて「へぼ将棋」と読みます。

 

今の方からすると、打った飛車からなぜゆげが出るのか、すぐに理解はできないかと思います。

 

昔は、駒台というものがなく、持ち駒を手に握りしめて対局することが普通でした。へぼ将棋でよくあることとして、飛車を打つという好手の場合、緊張と早く指したい、ヒヤヒヤするなどの思いから手に汗をかき、飛車を打った際にはゆげが立っているということを表現しています。

今では、駒台もありますし、そういったことはありませんが、手に汗をかくことはよくあります。

今では、将棋ウォーズで手の汗で滑って誤ったタップをしてしまいます。

 

今も昔も変わっていないようですね(笑)

 

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【第1168局】碁将棋があって死に目につい合はず

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碁将棋があって死に目につい合はず

これは、碁打ち将棋指しは親の死に目に会えないというのが通説です。

 

この言葉には、お城将棋が関わっています。

江戸時代に、囲碁将棋であった家元は、江戸城にて将棋をお披露目することが決められていました。

幕府の行事であったため、たとえ対局者の身内に不幸があったとしても、対局を行わなければならず、葬儀に立ち会うことは厳しかったといいます。

また、江戸時代では、囲碁将棋に夢中になる人が多く、囲碁将棋に夢中になりすぎて、身内が危篤であっても気づかないと皮肉も混じったものでもあります。

 

江戸時代では、そこまで囲碁将棋が人々を魅了していたのでしょう。現代においても囲碁将棋が普及したことをそうしたことを皮肉も混じるような表現で表されるほど囲碁将棋が浸透するといいですね。

 

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【第1167局】将棋トリビア

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

本日16:30にPodcast、 POINT将棋アップします。

今週のテーマは将棋のトリビアです。

将棋は、ゲーム的に攻略されていないだけでなく、歴史的にも謎が多くあり、そうしたことを知るのもまた別の面白さがあります。

 

今回、全部ご紹介はできていませんが、将棋をしている人でも「へぇ〜」となるようなトリビアを採り上げて話してみました。

ぜひ聴いてもらえると嬉しいです。

 

 

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