【第2局】将棋の魅力

皆さん、こんにちは。

普及棋士20級のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。それでは対局を始めさせていただきます。

 

今日は、将棋の魅力の一つについて書いていきたいと思います。

 

将棋の魅力に気づいたのは、私が高校1年生のときです。

 

今回書く魅力は…

「負けました」の礼です。

将棋は、敗者が負けを認め、終わるゲームです。

これは日本文化の中でも珍しいのではないでしょうか。

 

礼に始まり礼に終わる日本文化の空手でも勝者に対する一本!っという言葉でゲームが終わります。

 

この将棋独特の「負けました」で終わることは何を意味するのか

 

これは強くなりたい、将棋を極めたいので教えていただけないでしょうかという意味が込められているのではないかと思います。

 

ゲームが終わった後、将棋は感想戦というものをします。感想戦とはゲームを振り返り、どこが悪かったのかどこが良かったのかと指摘し合うものです。

 

私もよく道場の先生から感想戦が大事と言われてきました。その言葉の裏には、道を究めなさいという意味が込められていたように思います。

 

まさに将棋は道を究めようとする美学ではないでしょうか。

 

これから私も感想戦で指摘され、カッーっと熱くなるのではなく、道を究める者として立ち振る舞いをよくしていこうと思いました。笑

 

582文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。

IORI