【第1024局】自分にとって大切なことは何か

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

タイトルを見ると、私に何かあって立ち直れないと思われる方がいるかもしれません。

私には、何もありません(笑)

 

最近、大山康晴先生について色々と調べています。

そこで、以下のようなエピソードが見つけました。

 

升田幸三先生が、名人、王将、九段の三タイトルを独占し、三冠王と呼ばれていた際に、「升田時代来る」といった見出しの一方、「大山時代去る」という活字が頻繁に書かれるようになりました。この時に、大山先生は、二度と立ち直れないのではないかと思われたそうです。

こういう時は、故郷の倉敷市に戻った方がいいと思い、帰省されました。

 

その際に、お父様は大山先生に

泰よ、地位、名誉、それにオカネなんかにあまりこだわらない方がいい。自分の好きなように将棋を指して、将棋は気にしない方がしあわせだよ。

(引用:大山康晴「昭和将棋史」、岩波新書、p 149)と言われたそうです。

 

その言葉で、やり直しの一歩を踏み出すため東京に戻り、再スタートされました。

そこから、升田先生から。王将、九段を奪還し、升田名人への挑戦者となりました。

 

私たちは、地位や名誉、お金に対してとても執着してしまいがちです。ですが、そうしたことに目がいっていると、自分にとって大切なことを見失いがちですね。

 

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826文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。