【第1088局】歩兵から学ぶ

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する？」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

私の好きな駒は「歩兵」です。

（以前の記事で書いています）

「歩兵」という駒は、一歩一歩前に進み、1番弱い駒であるにも関わらず、相手のフィールドに入ると「と金」となり強くなります。そんな魅力あるカッコいい駒ですが、よく捨て駒にされたり、序盤の方で相手に取られやすい駒でもあります。

それは、最前列に配置されているからでしょうか、それとも前にしか進めないからでしょうか。

では、1番最初に動くのは得策ではないのでしょうか、後ろは振り返らず横道に逃げたりせず前に一歩一歩進むのはバカらしいのでしょうか。

私は、そうしたことにこそ価値があるのではないか、と思います。

誰よりも1番最初に動き、後ろは振り返らず、一歩一歩確実に進んでいく、そういう者こそ、目指していたフィールドに入った時に価値ある存在になるのではないでしょうか。

私は、そうしたことを教わっているような気がして、歩兵という駒が1番好きです。

皆さんは、どの駒が好きですか？またその理由は何ですか？機会があれば聞いてみたいものです。

738文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。