【第836局】将棋は歩から

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

 加藤治郎の著書で「将棋は歩から」というものがあります。

将棋では、歩兵を上手く使えるか、が勝敗を分けることが多くあります。1番弱いとされる駒「歩兵」が勝敗を分けることがあるなんて、そこから将棋の奥深さが感じとれます。

この本は、そんな歩兵の使い方に名称を与え、解説された面白い内容のものです。

 

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「1番弱い駒とされている歩兵を使うことが大切」

将棋は歩からという言葉には、力がなく些細なことで、当たり前のことで、基礎的なものが1番大切であると意味が背景にあるように思います。

これは将棋以外でも、将棋普及活動、その他にも言えることではないではないしょうか。

 

些細なこと、当たり前のこと、基礎的なものを、常に考え、大切にしていく

そうしたことを心がけていくことで、例え自分自身が力のない歩兵のような存在でも、いつかと金のような存在、さらには大切な局面で必要とされる存在になれるのではないでしょうか。

 

最初から大きいことをしようと背伸びをしなくてもいいんです。

将棋の駒の「歩兵」のように、一歩一歩、進んでいくだけでいいのではないかと私は思います。

 

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771文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。