【第1128局】将棋に大切なもの

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋を指す人にとって大切なことは何でしょうか。

礼儀作法?それとも勝つこと?

 

大内延介は「将棋の世界-日本人の心が育んだ勝負の世界」で次のようにいっています。

将棋を指す者にとっていちばん大切なものは『個』なのだ。強烈な自己表現、創造力、自分しか持っていない美意識、これを大事にして将棋を指さなくてはならないということである。大内延介「将棋の世界-日本人の心が育んだ勝負の世界」、角川書店、1993年.)

 

確かに、自己表現が薄い棋譜は迫力や面白味に欠けるように思います。

プロ先生方の棋譜には、その人ならではの棋風があります。(そういうことからその棋士の呼び名ができたりします。)そうした部分に私たちは魅了されているように思います

 

ソフトが導入され始め、その場面その場面で最善の手を指すことに重点が置かれるようになりました。しかし、そこに自己表現や美意識はあってほしいものです。

 

 

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688文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。