【第1135局】棋譜

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋普及に貢献したこととして、将棋宗家が段位を決めたり、ルールを定めたりと、いくつか挙げられます。

 

その中でも、「棋譜」の普及も注目すべき点だと思います。

 

棋譜」について、増川宏一は、

「時代的に先行した中将棋では、盤上の升目の位置が記号で示されたように、将棋の場合も八一個の升目の場所は、いろはや春夏秋冬などの文字で表示された。現行のように数字で示すようになったのは、江戸後半期からである。」とまとめています。(増川宏一「将軍家『将棋指南役』-将棋宗家十二代の『大橋家文書』を読む」、洋泉社、2005年.)

 

一律の記述法が決まると、棋書の出版が可能となり、広範に技量が向上することにつながります。

 

こうしたことから、「棋譜」は将棋普及にかなり貢献したとものだと思います。

 

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634文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。