皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
第二次世界大戦後、日本を占領・管理するための最高司令部としてGHQ(連合国軍最高司令部)が東京に設置されました。
そのGHQが、将棋に難癖をつけたことがありました。
GHQの言い分は、以下。
「将棋は野蛮なゲームではないか。将棋には、チェスのようにクイーンが存在しなく、その点、男女差別ではないか。持ち駒の再利用のルールは、味方として戦わせるのは、ジュネーヴ条約に触れることになり、戦時法規違反ではないか。」
これに対して、升田幸三は、GHQに乗り込み、「女性を危険な場(戦場)に行かさないのは、日本古来の美徳である。持ち駒の再利用は、虐待などではなく、敵をも味方と同列に接するもので、教化遷善の思想が基盤としてある」と力説し、将棋滅亡の危機を救いました。
果たして、その根拠は定かではないですが、将棋には特徴的なものがあり、分析することで何か見えてくるものがあるように思います。
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687文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。