皆さん、こんにちは。
将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。
それでは対局を始めさせていただきます。
将棋は礼にはじまり礼におわる、といいます。実際に、将棋にはいくつかの作法があります。
たとえば、目上の者が駒箱をあけて駒を並べる、目上の者よりも駒を早く並べることは失礼である、目上の者が上座に座る、などです。
実は、これはつい最近重んじられるようになったわけではなく、古代から決められました。
「平安時代の末期の恒例や臨時の公事典例を記した『江家次第』には、盤上遊戯をおこなう時は六位の外記が遊戯盤を持参し、身分の高い上位の者が北を背にして円座につく、等ときめられてい」(増川 1977: 193)ました。
そのほかの書物にもいくつも作法が確認できます。
古代からの所作が現在でも受け継がれているとは驚きです。この伝統を私の手でしっかりと受け継いでいきたいものですね。
下記の媒体でも将棋普及について配信しています。ぜひフォローしてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCUcEJTD_O8JjybKd5lguebg?view_as=subscriber
https://www.instagram.com/iori101/
https://mobile.twitter.com/M_iori101
712文字により、対局終了になります。
ありがとうございました。