【第1365局】我流

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

将棋が強くなるためにはどうしたらいいのでしょうか。

升田幸三先生は、

「なにも、手にとって、教えてもらわなくてよろしい。せめて、プロや、自分より上手なアマのやるのを、見るだけでいいから、よく見ること。それを何回かやっているうちに、だれでもふしぎに、何かしらをつかむものだ。そしたらつぎの段階にうつって、そこでまたつかむ。上達とは、こんなことの積みかさねなんじゃないか。

ただ、そのときに、気をつけねばならぬのは、一から十まで、見て、まねるのではなく、自分でこなし得ることだけをとりいれること。それからあとは、今まで通り、我流でゆくことである」(升田 1967: 43)といいます。

 

人に手取り足取り教えてもらっては、一見簡単なようにみえて、真の上達までは遠回りのような気もします。

上手い人のを見て、自分で実践する、そこに我流も取り入れる。

これが上達の近道なのかもしれません。

 

参考文献:升田幸三,1967,『将棋野郎』秋田書店

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711文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。