【第1409局】弱者の心理を知る

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

強い人の考え方や指し方を学ぶのは大切かもしれませんが、弱い人の心理も学ぶ必要があるかもしれません。

升田幸三先生は、「碁で私が得たいいちばん大きなことは、弱者の心理です。弱いものはどうしてもあせります。あせるし、局部に利益に非常にとらわれる。それを知った。

 こういうことは、将棋を通じてもわかっておったけれども、碁というのは、それがなおよくわかるように出来てるんです。というのは、碁は自分の地面をふやす、つまり利潤追求ゲームです」(升田 2002: 61-62)といいます。

 

強い人から全て学べるということではないのかもしれません。

自分より棋力が弱い人と対局することにも意義はあるように思います。

 

参考文献:升田幸三,2002,『勝負』中央公論新社

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624文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。