【第1368局】将棋にも間合いがある

皆さん、こんにちは。

将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。

それでは対局を始めさせていただきます。

 

少し長いですが、升田幸三先生の言葉を引用します。

「勝負には、どうしてものがれなく行くべきか、引くべきかというときがある。引くにひかれないとき、敵陣の包囲のなかや、あるいは数多い敵から脱しようというのが本能的に出て、”死中に活あり”で、むしろ強くあたることによって、みずから体当たりして脱却することが、勝負にはずいぶん多い。誰もいないところへ行くと、つかまえられる。むしろ人のおるところに活路がある。将棋にも、間合いというものがある。」(升田49)

 

「間合い」と聞くと、剣道や柔道をイメージします。将棋も同じ勝負事であるからと解釈することも可能ですが、私は武道だからではないかと思います。

升田幸三先生が将棋を将棋道と言ったのは、武道であるとみなしているからではないでしょうか。

将棋は、ただのゲームではないといわれることがあります。柔道や剣道がスポーツではなかったように、将棋もゲームではないという要素をこれからも受け継いでいきたいものです。

 

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720文字により、対局終了になります。

ありがとうございました。